経営承継(事業承継)

ここ10数年来続く不況の中、中小企業経営者の皆様におかれましては、大変ご苦労されているかと思います。この状況下、皆様の会社や事業が存続しているのは、社会全体からその存在が必要とされているからに他なりません。ただ単にその事業が社会に必要とされているだけでなく、皆様が大切にしてきた「経営方針」「経営理念」のもとでその事業が行われることが必要とされているのです。

このことは、国が、中小企業の跡継ぎ問題を重要な社会問題と位置づけ、中小企業の事業承継を支援すべく平成17年10月から「事業承継協議会」を設けて約3年間かけて問題点を洗い出しながら立法作業を行い、平成20年10月1日に施行された法律を「中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律」と命名し、「事業承継」から「経営承継」へ文言を変えたことからも明らかです。

想像してみてください。もし皆様に的確な経営の判断ができないような事態が起きたとき、あなたの会社は、あなたの事業は・・・。このような事態が起きてからでは遅すぎます。今から考えても早すぎることはありません。
まず、誰にあなたの会社の経営を引き継がせるのか考えてください。今仮に、その方があなたの会社の経営を引き継いだとしたら、心配なことはありませんか?

  1. 会社がうまくいくだろうか?会社経営から急に退くのは心配なので、多少の影響力をもって新しい経営者にアドバイスしていきたい。
  2. 会社経営につぎ込んだ資金はどうなるのだろうか?戻ってくるのだろうか?
  3. 会社の株の名義は誰になっているのだろうか?(会社を設立したときに株主として名前を借りた人が何人かいる記憶が・・・)。
  4. 会社の財産か、個人の財産かわからないものがある。
  5. 会社の経営から退いた後の自分の生活はどうなるのだろうか?
    その他いろいろ・・・。

心配になってしまったらお気軽にご相談下さい。一緒に考えていきましょう。お待ちしております。

私たちはこんなことをお手伝いしています。